ブロック塀の設置工事をする上で理解しておくべきメリットとデメリット  

日本の住まいというと、ブロック塀のあるイメージが強いという方も多いでしょう。

実際にブロック塀というのは身近な選択肢と言えます。

ただ、住まいにブロック塀を設置する場合、そのメリットとデメリットを十分に理解しておく必要があります。



・ブロック塀を設置するメリットとは?



ブロック塀を設置するメリットは思っている以上にたくさんあります。


【防犯面を強化できる】


今は各ご家庭で何かしらの防犯対策をおこなっているかと思います。

ブロック塀というのは隙間のない、ある程度の高さのものを作れば、それだけで防犯面をかなり強化できるものでもあります。

簡単によじ登ることができなくなるので、外部からの侵入を防げるのです。

ブロック塀の有無によって不審者の侵入率は大きく変わってくると言われていますので、住まいの防犯面を強化していきたいという方であればぜひ設置しておいたほうがいいでしょう。


【プライバシーの保護につながる】


今は昔と違って、洗濯物をひとつ干すのにも気を遣う時代です。

ブロック塀を設置することによって、人目を気にせずに洗濯物を自由に干せるようになるでしょうし、窓やカーテンの開け閉めも気楽にできるようになります。

自分の住まいなのに人目を気にして自由にできないという場合には、ブロック塀の設置によって自由度が格段に上がる可能性があります。


【メンテナンスを気にする必要がない】


ブロック塀に使われるブロックにもいろいろな選択肢があるのですが、耐久性の高いものを選べばメンテナンスを気にする必要もなくなります。

もともとブロック塀はエクステリアの中でも耐久性の高いものなので、よほどのことがない限り、メンテナンスやお手入れをする必要はないでしょう。

ただし、だからといってブロック塀は一生ものというわけではありません。

劣化はしていきますので、定期的に状態のチェックはしておきたいところです。


・ブロック塀を設置するデメリットとは?


ブロック塀の設置にあたっては、デメリットについてもきちんと理解しておきましょう。


【風や光が入りにくくなる】


ブロック塀というのは言ってしまえば、頑丈な壁のようなものです。

それが住まいの周りを囲むとなるとその分だけで風や光が入りにくくなるものです。

通気性が悪くなることでジメジメしてしまうこともあるでしょうし、光が入らないことで暗い印象になってしまうこともあります。

ただ、これに関しては穴のあいたブロックを使うことで解消できます。

穴があることでブロック塀としての強度も変わってきますので、そのあたりのバランスを考えながらブロック塀を設置していきましょう。


【狭く感じられる】


住まいの広さは変わっていなくとも、そこに囲いができると住まいが一気に狭く感じられることもあります。

実際にブロック塀によって視界が遮られてしまうので、そう感じてしまうのも仕方のないことでしょう。

この点に関しても穴のあいたブロックを使うことで、解消できるかと思います。

ただ、外から見えないようにするために設置しているブロック塀なのであれば、内側からの印象と外からの見え方でやはりバランスを考えなければいけません。


【防犯面で裏目に出ることがある】


ブロック塀は防犯面の強化につながるのですが、実はそれが裏目に出てしまうこともあります。

というのも、不審者が中に入り込んでしまうとブロック塀の外からはわかりにくくなってしまうからです。

最初から誰の侵入も許さないような高さにしておいたり、穴のあいたブロックを使ったりするのもひとつですが、それ以外のエクステリアなどで防犯面を強化しておくことも忘れないようにしておきましょう。


【地震による倒壊のリスク】


ご存知のように、日本は地震大国です。

耐久性の高いブロック塀であっても、やはり大きな揺れになってくると倒壊のリスクが高まります。

もし古いブロック塀がある場合には、特に注意が必要です。

万が一のときのことを考えて、高さなどを決めていきましょう。

地震の多いエリアで倒壊のリスクが心配で仕方がないという場合には、ブロック塀以外のエクステリアを考えたほうがいいかもしれません。


・メリットとデメリットの両方を知り、後悔のないブロック塀設置工事を



ブロック塀の設置工事に限ったことではないのですが、物事にはやはりメリットとデメリットがあります。

自分の住まいで後悔のない選択をするためにも、十分に吟味してからブロック塀設置工事を始めましょう。



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