住まいにウッドデッキがあると見た目の印象だけではなく、住みやすさも大きく変わってきます。
そのため、「新しい住まいにウッドデッキを……」「今の住まいにウッドデッキを……」と考える方は少なくありません。
ただ、ウッドデッキの工事をする上では注意しておきたいことがいくつかあります。
・費用について
ウッドデッキの工事をする上で注意しておきたいのが、まず費用面です。
当たり前のことなのですが、ウッドデッキの工事をするのであればその分の費用がかかります。
やはり一般的な芝生の工事よりも費用はかかりますし、「ウッドデッキはとことん広く」「柵をつけたウッドデッキに」とこだわっていくと費用もどんどんかさんでいくことになります。
ウッドデッキのためにどれくらいの予算を確保できるのかはもちろん、予算の中で理想に近いウッドデッキに仕上げるための優先順位なども考えていきたいところです。
・メンテナンスについて
ウッドデッキというのは完成して終わりではありません。
ウッドデッキの完成と同時に、ウッドデッキのメンテナンスのことも考えていかなければいけません。
ウッドデッキというのはその名前の通り、木材を使うわけですから経年劣化や色あせなどが発生します。
常に屋外という環境だからこそ、雨や紫外線の影響をダイレクトに受けますので、室内で使われる木材よりも圧倒的に早く劣化してしまいます。
特に、今の日本では異常気象が当たり前になっていますので、極端な暑さや寒さ、雨風などの影響はより強く受けやすくなっているかと思います。
天然木を使っていると一定の年数が経つと腐りますし、柔らかいものはたったの数年で駄目になってしまうこともあります。
保護のために塗装をしている場合であっても、時間の経過とともにその塗装が剥げてくるでしょうし、長持ちするものであっても2年くらいで塗り直しの作業が発生してきます。
基本的にウッドデッキの工事をするのであれば、定期的なメンテナンスというものもセットで考えていかなければいけないのです。
・ウッドデッキの下にできる空間について
ウッドデッキは住まいの形に合わせていくことになりますので一概には言えない部分もあるのですが、一般的なウッドデッキであれば室内の床と同じ高さで設置することになります。
その際、ウッドデッキの下にある程度の空間ができてしまうケースはとても多いです。
この空間についても注意が必要です。
というのも、ウッドデッキの下の空間に動物や虫が入り込むこともありますし、雑草がびっしりと生えてしまうこともあるからです。
デザインにもよりますが、ウッドデッキの下の空間というのはお手入れが難しいと言われています。
そのため、ウッドデッキが完成してから対策を考えるのではなく、ウッドデッキの工事の段階から対策を考えて、実行していかなければいけません。
ウッドデッキの下をまるっとコンクリートにしたり、防草シートを敷いたりするだけでも状態は大きく変わってくるかと思います。
・設計について
ウッドデッキの設計というとその広さや素材ばかりを考えてしまうものですが、ウッドデッキの設計にあたっては他にもいろいろなことを考えなければいけません。
例えば、屋根をつけるのかつけないのか、水道をつけるのかつけないのか、防水対策はどこまでどうするのか……もちろん、予算の問題もあるでしょうから、優先順位をつけて決めていかなければいけません。
・本当に使うのかどうか
そして、ウッドデッキの工事でもっとも注意しておきたいのが本当に使うのかどうかという部分です。
今はウッドデッキを設置する方が多いですし、それだけウッドデッキが流行っているということでもあるのですが、実際に設置しても思ったほど使わなかったというケースも少なくありません。
先のことを考えずに「見栄えがいいから」「雰囲気が出るから」といった安易な理由でウッドデッキを設置すると実際には人目が気になって使えなかったり、日差しが強すぎて快適に過ごせなかったりというケースも出てきます。
ウッドデッキの工事をするのであれば、その目的を明確にした上で設置後の具体的なシミュレーションまでおこなっておきましょう。
・ウッドデッキの工事で後悔しないために
ウッドデッキの工事で注意しておきたい5つのことということでお話ししてきましたが、いかがでしたか?
ウッドデッキの工事で後悔しないためにも、またウッドデッキを有効活用するためにも工事前にしっかりと考えていきましょう。
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